京橋で朝呑み(5.21)

食べ呑み日誌

5月21日 火曜日の朝11時。丸一屋さん(大阪・京橋)を訪問しました。ずっと前から知ってはいたけど、入ったことがなかった大衆酒場です。

カウンター席のここに座ろうと決めたと同時に、「何にしましょ?」とドリンクの注文を聞かれ、座ったと同時にビールが到着。このスピード感が贅沢で、幸せなんだわあ。

11時の開店直後に一番のりでお邪魔したのですが、常連さんと思われる一人客が次々と入店され、カウンター席だけが早い段階でいっぱいに。でもここのお店はテーブル席もたくさんあるし、座敷もあるらしい。とても広いから、窮屈な感じがせず、開放感がありました。

最初に注文したのは、エビス 黒ビールの小瓶(330円)、牛すじ煮込み(390円)、イカ塩焼(410円)。ここの牛すじ煮込みは出汁はさらっとしているけど濃い。甘さもちょうど良くて黒ビールによく合います。味噌ではなく醤油ベースというのも、大阪では珍しい気がします。定期的に食べたいなあ。

黒ビールとイカ塩焼は、屋台っぽくて最強なコンビでした。
というのも、丸一屋さんは入口が4つもあるという珍しいつくりで、それぞれの入口から風が入ってくるのです。これが心地よくて、5月の朝飲みは最高だなあ〜としみじみ思いました。

もうちょっと飲みたいということで、お次はチューハイのカボス(330円)を注文。これ、すごくすごく爽やかで、濃い味の料理にとても合います。関東煮(おでん)とともにいただきました。

カウンター席に座るお客さんの中には、日本酒を飲みながらお造りを食べつつ、新聞を読んでいるという方もおられて、その慣れた感じが粋だなあと。

どのくらい前から営業しているのかお店の方に聞くと、「おねえさんが生まれるよりずっと前ですよ」と。60年も続くお店だと聞きました。何十年と通っている常連さんも多いんだろうなあ。

静かで平和で、おいしいひとときをありがとうございました。

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