2軒目はやっぱりここ(5.21)

食べ呑み日誌

この日は大衆酒場を2店舗はしごしました。丸一屋さんで飲んだあと、歩いて京屋さん(大阪・京橋)へ移動。京屋さんへはちょこちょこお邪魔しています。ここの渋い雰囲気がたまらなく好きなのと、大好きな料理があるからです。

お目当てはこれです。くじらのたたき。

とっても肉厚で、食べごたえがあるんです。

見てのとおり、薬味がたんまりのっており、味変を楽しみまくれるのも最高でして。器の底にはタレも潜んでいます。くじらのたたきは、にんにくとよく合うんですよね。この味を求めてここに来ていると言っても過言ではありません。

ここの店でくじらのたたきを食べると、元気になれるなあと思っています。

京屋さんは、私がくじら料理に興味をもつきっかけとなった酒場です。初めて来たときに、常連らしきおじさまが入店するやいなや「瓶ビールと、くじらのつくり!にんにく多いめでちょうだい〜」と注文しているのを見て、真似をしてみたのでした。京屋さんにはくじらのつくりとたたきがあり、次の訪問ではたたきを試したところ、つくりよりたたきにハマりました。

これまで「たたき」ってカツオか牛しか食べたことがないんじゃないか?ってくらいだったので、初めて食べたとき、おお〜!すごい!なんかすごい!って思ったんですよね。お、おお〜!カツオや牛とはまた違うわあ〜!みたいな感動がありまして。それから、京屋さんにくるときは必ず注文しています。

ここのお客さんは、いつもおじさまがたが多い印象でしたが、今回初めて、一人で来ているご年配の女性と隣になり、ちょこちょこお話しする機会もありました。

その中でも、夜行バスでいろんなところへ行っているという話が印象的で……。「夜に寝てたら着いてるじゃない。それが一番いいんよ」とのことで、九州へはかなりの回数行ったらしいんです。

そういえば私は、夜行バスには若い頃にディズニーランドに行ったときと、鎌倉へ行ったときに利用した程度で、久しく乗っていないなあと。しかも東にしか行っていないのかよ、と。

新幹線で大阪から東京もしくは九州へ行くとなると、あっという間につくわけではないのに、けっこうな金額がかかるんですよね。さらに早起きして出発することになりがちで、その後丸一日動き回るとなると、けっこう疲れてしまいます。これが最近あまり遠出をしない理由な気がしてきました。

たしかに夜行バスだと、寝ている時間に移動してくれるんだから、便利だよなあ、と。寝心地がどうかは別問題だけども、新幹線や飛行機で旅行するより、もっと気軽に出かけられそうだなあと、改めて気付かせてもらいました。そして、いそいそと夜行バスでどこへ行けるのか調べました。今年はどこかへ行ってみようかなあ。

カウンター席の大衆酒場では、普段関わる機会がない方と話せることがあるので、視野が広がります。ありがたいなあと思います。

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